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  • 執筆者の写真太子

YouTube生配信「社会不適合だけど頑張るラジオ -吸血鬼と女帝のゆる〜い対談-」を終えて

初めての方もそうでない方もこんばんは、太子だよ。

このブログで告知は出来なかったけど、実は昨日幼馴染の憂ちゃんとYouTubeで生配信をしたんだ。

という訳で、今回は生まれて初めての生配信をした感想を書いていくよ。


……とその前に、先に僕のこれまでの人生を書かせて欲しい。

昨日の配信でもちらちらとお話ししたけど、ブログにもきちんと書いておきたくなったんだ。

ちゃんと配信の話にうま〜く繋げられるよう頑張るので、暫く我慢して読んでみてほしいな。


***


僕は小学生の時から協調性が無いと通信簿に書かれるような子供だった。

そして、実際クラスでも浮いていた。

中学でもそんな感じで、友達は一応できたけど

「家には呼ばれないが数が足りない時呼ばれる」

みたいなポジションにしかなれなかった。

もう仕方ないから放課後皆遊んでるだろう時間に、僕は図書館で一人で本を借りて家で一人で読みまくった。

その時読みまくった本がライトノベルだった。

高校生達が主役の、努力あり友情あり勝利ありなお話。(あれ……? これだと少年ジャ○プみたいだ)

これはもうシビアコせずにはいられない。

中でもやっぱり文化祭や部活のお話に憧れた。

友人やクラスの仲間と一緒に協力して文化祭の出し物を作り上げ、先輩や後輩と時にはふざけながらもやる時は真面目に部活を頑張る、そんな青春に。

それで部活も文化祭も盛んな高校を目指した。

何校か見に回ったけど、高校生活最後の三年に各クラスが劇をやる高校があった。

僕は中学一年生の時にそれを見て、当たり前のように心を奪われた。

「絶対この高校に入って、三年生になったら劇をやるんだ!」と強く心に思った。

それから塾に行き、必死に勉強した。

受験の年の夏休みは毎日十時間勉強すると決め、時間を計って記録をつけて実際に達成した。

憧れの高校でライトノベルみたいな青春をするんだと思い続け、ただただその一心で勉強した。

そして努力は実り、受かる事が出来た。

もうこれで毎日薔薇色だ! って僕ん中では確定してたんだけど。


実際は地獄だった。


まずその僕が憧れた高校、「進学校」だということを完全に失念していた。

……うん、僕が受験時必死に勉強したのはあくまで「憧れの高校に絶対に入るため」であって、「進学校かどうか」は一ミリも考えていなかったんだ。


入学当初に作文を書いたんだけど、僕は四百字詰めの原稿用紙にいっぱいいっぱい部活と文化祭への思いを込めて、勉強のことは最後の二行くらいしか書かなかった。

当時担任に驚かれたのは七年経った今でも覚えている。

「お前、ここ進学校やぞ?」とか思われたのかもしれない。

でも僕は高校で勉強するつもりがさらさらなかった。だって文化祭と部活にしか興味が無かったから。

でも周りの人はそうじゃなかった。

生徒アンケートで「変人がたくさん!」と書かれていたのを信じて入った僕の周りには、ガッチガチの優等生しか居なかった。

部活も文化祭も委員会もガッツリやって勉強も「やってねぇ〜w」とか言いながら赤点回避するコソ勉野郎ばかりだった。

※コソ勉野郎…「勉強してないとか言いながらコソコソ勉強している気に食わん野郎」のこと


結局高校生活の三年間、僕は最後までクラスに、部活に、いや学校そのものに馴染めなかった。

憧れ続けた劇にも僕は参加しなかった。

卒業式すらバックれた。(現在の同居人と岐阜に逃げた)


結果的に、僕の十五年の人生で最大の憧れは、大きな大きな、そして初めての挫折になった。


結局僕は小学生の時から変わっていないんだな、「協調性が無い」僕が人と一緒に何かを作り上げるなんて、一生無理なんだなと。


でも、終わったはずの憧れはある日突然実現した。

それが昨日。

僕は幼馴染みの憂ちゃんと生まれて初めての生配信をした。

ついさっきも書いたけど、僕は協調性が無い。

でも憂ちゃんはそんな僕を中心に置いてくれた。

僕のペースに合わせ、僕の出した案をほぼほぼ採用してくれた。

結果的に僕は水を得た魚の如く、もうペラペラと喋りまくった。

緊張なんか全然なくて、殆ど素で喋っていたし、噛んでも間違えても笑うことが出来た。


そして、それが有難いことに好評だった。

まさか三十人も来てくれるなんてまるで思っていなかったし(誰も来てくれないかもと思って「○人が視聴」の部分を隠しながら配信していたくらい)、コメントも沢山貰えてコメ読みが半分メインになったなんて、配信を終えた今でも半分信じられない。


嬉しかった、本当に。

配信が終わった後、興奮しながら憂ちゃんと喋って、「良かったよね」「上手く行ったよね」そして、「またやりたいよね」と言い合った。


僕の喋りたい事が次から次へと浮かんできて話がとっちらかってしまう欠点が、どんなに気をつけていても喋りすぎてしまうという欠点が、初めて「長所にもなり得る」ということを実感した。


僕にも、小中高と馴染めず「社会不適合」な僕にも、出来ることがあるのか。

向いていることが、人に喜んでもらえることがあったのか、と。


……書いてみれば思ったより長く僕の人生の話になってしまったけど、配信ができて本当に楽しかったし、嬉しかった。

憂ちゃんとは既に「月一程度で続けたいね」と話している。

つまり、今回で終わりじゃないってこと。


僕の「人と一緒に何かを作り上げる」という憧れも続いていくってこと。


僕は元々楽しいことにはどんどん人を巻き込みたい奴で、既にスライドはこの人に任せたいな〜とか、イラストはこの人に頼みたいな〜なんてこっそり目星を付けている。

僕は一人だとただの社会不適合な奴だけど、僕の周りには優秀な人が何人もいる。

これは本当に有難いし幸運な事だと思う。

……Aちゃん、Kちゃん、このブログを見ていたら、僕が声を掛けた時「例のあれか」と思って許して欲しい。


配信ができて本当に良かった。

絶対またやろうね、憂ちゃん。


最後に「配信やろうぜ!」という神提案、綺麗な声、素敵なBGMと共に一緒に配信してくれた憂ちゃん、配信を見てさらにコメントをくれたYouTubeの皆、そしてここまで読んでくれた方々に無限の感謝を。


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