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  • 執筆者の写真太子

それでも聞くんですけどね

音楽って刺激が強いんですよ

本当に

もうこの話どこで何回したかも覚えてないけど

ある種の「酔い」をもたらすのでしょうか


友人と会うと本当に焦る

どうして皆大学へ行くの?

どうして皆就職をするの?

どうして皆そんなに嫌がってるくせにやるわけさ


大学や就職の話が始まると、突然空間がバリンと割れて、私だけ薄い水色になって、遠ざかって行くような、そんな


私はいつだって他の人の輪の中に入れない

入れたって思ったってすぐに違うことがわかる

私は皆と笑いたくなる場所が違う

私は皆と泣きたくなる箇所が違う

皆が笑ってる時、私は口角を歪に釣りあげ目を泳がせるだけ

皆が泣いてる時、私は冷めていく自分を自覚しながら瞬きをするだけ


必ずしもそうじゃない、はずだけど

気がついたら私だけ別の生き物のような深い深い孤独感に苛まされる

傍から見たらわからないんだろうと思う


私は他の人と同じ道を走れない

幼稚園の時からレールから外れてしまっていた

そんな自分を周囲と比べて、いつだって劣等感と優越感を抱いてきた

人と同じことが出来ない

かわりにきっと私は人と違うことが出来るんだ

何度そう思ったか、何度そう思わせてくれと心が零したかわからない


本当にこんな「悩み」なんて反吐が出るほど甘ったるくて青臭くて、そして、なんてありふれているんだ


私は23歳にもなる「いい大人」なのに未だにアイデンティティの構築に失敗しているんだ

というか未だに私は大人になりたくないんだよ

子供でいたい

少女でいたい

可愛いお洋服を着て最強無敵でいたい

どっかの地下ドルが「少女ゾンビ」と自称していたが私だって完全にそれだよ

ああ嫌だ嫌だ認めたくない

何者にもなれない自分を、こんなクソほどありふれた言葉がぼたぼたと漏れていく自分の矮小さを

自信を持てども驕らない

そんな立派なこと私にはできません

自分で自分を愛さない癖に、他人に愛せと叫んでる


結局この文章も曲を聴いた脳みそが弾き出してるだけ

耳から入る音の羅列で、脳みそから分泌される物質が思考の歯車ごと切り替わってるだけ

少し虚しい


私は恥ずかしい物体なのかも

何も生み出せない創り出せない

ああ、言われたな、自虐は脳が傷つくから気持ちが良いって

これに勝る娯楽ってあるのだろうか…って朝が来たら叫んでのた打ち回るような幼稚極まりない文章をだね、僕は今、ね、書いているんですよ…


こんなの人に見せたらいけないんだ

多分気持ち悪い…


もうわかんないしあんまり考えたくないです

深夜という時間は精神にあまりよろしくありません

でも私は独りになるとこうやってすぐにすぐにうだうだ考えちまいます

すごいよね、世の中にはこんなに素晴らしいこんてんつが溢れているのに私は自分の内側ばっかり覗いてああ今日もなんて小さい!って思ってる

変わりたい

んですけど

ああ、それってなんて難しい

嫌だな、全部脳みそが出す化学物質のせいです

だから音楽って嫌なんだよ

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