やっと見つけた
- 太子
- 2021年5月27日
- 読了時間: 6分
初めての方もそうでない方もこんばんは、太子だよ。
もうアウトプットしたくてたまらんのだわ。
ということで今日もブログを書くよ。
誰も僕を止められない。
僕は元々空想家だった。
僕の前には元々小さい海月みたいなのがふわふわ浮いたりしていた。
車に乗って高速道路を走れば長いポニテのくノ一が併走してきた。
11歳になったらホグワーツに行くんだと思っていた。
最後のは違うかもしれないが、僕はこんな感じだった。
でも。いつからか。
僕は空想が出来なくなっていた。
その時期、多分本当に何も出来なかった。
絵も描けないし文章も書けないし学校も行けないし居場所もなかった。
もう記憶も朧だけど。
辛すぎて消し飛んでるのかもしれない。
そして僕はそのまま高校を卒業した。
そして。
数年経ってひょんな事から僕はTwitterに復帰することにした。
そう、僕は一度Twitterを辞めたことがある。
高校時代はTwitterばかりしていた。
僕は当時艦これにどハマりしていて、加賀さん狂いを自称していた。
かなり過激なことも呟いていたしネナベもしていた(バレバレだったようだけど)。
今となっては勿論黒歴史だ!だけど当時はそうするしかなかった。
でも、諸事情でTwitterは辞めた。
この事情は今はまだ言えない。
言えるのは僕は罪を背負い、この先も背負い続けるだろうということだけ。
でも僕はまた戻ってきた。
なぜ戻ってきたかというとVtuberになろうと思ったからだ。
当時僕は意味わからないくらい病んでいた。
そして当然のように承認欲求の塊だった。
とにかくチヤホヤされたかった。
いや、されたかったなんてもんでは無い。
一刻も早く誰かに自分の価値を認めてもらえないなら死ぬしかないと思っていた。
鮮烈に激烈にメンヘラをしていた。
今もメンヘラなのでは?という問いにはノーコメントにしておこう。
言えるのはそのうち吸血鬼になるよという予定だけだ、適当にがんばえーと応援してくれ給え。
そして僕は風俗で働くかVtuberになるか迷ってVtuberを目指すことにした。
なれなかったら死のう〜という軽い気持ちだったけど。
因みに僕はVtuberは嫌いだ。
理由は勿論嫉妬だ。
僕が嫌いだと言う時は半分くらいは嫉妬で嫌っている、覚えておくといい。
可愛い/かっこいい見た目で可愛い/かっこいい声でおもしれえトークして人気者とか嫉妬しない方が難しくないか?
でも僕はもうやるしかないと思った。
よく分からんけど応募しようと思った。
そして応募するために確かTwitterのアカウントが必要だった。だからTwitterに復帰したんだ。
それで。
奇跡的に消したと思ってたアカウントの1つが何故かまだ生きていた。
そして、そこにはなんと5年前に突如として失踪した僕を待ってくれている人が居たのだ。
ここまでだと美談なんだが。
待っていてくれたそいつ、とんでもねぇセクハラ野郎だった。
そのセクハラ野郎なのは通話するようになってから分かった。
そして本人には勿論そんな自覚はない。
僕は元カノに似てると言われ、彼女にしたいと言われ、車に乗せたいと言われ、なんならやんわりとヤりたいと言われた。
そしてそいつは不思議ちゃんが好きなタイプだったらしい。
僕が「しんどすぎて壁と話している(=独り言が口から勝手に漏れるんだけど多分壁なら聞いてるかも)」と言った時、奴は
「もしかして太子ちゃんって不思議ちゃん?」
物凄く不愉快だった。
満を持して、という感じだった。
相手の声からは喜びが感じられた。
嫌だった。
「お前元カノに似てんのにさらに俺のタイプの不思議ちゃんなわけ!?」と言われてるようにしか思えんかった。
僕はこれ以外で不思議ちゃんと言われたことは無い。
だって僕は「不思議ちゃん」と言われないように生きてきたから。
小学生の頃、クラスの子と普通に喋っても「何言ってんのお前?()」という評価だった僕は、不思議ちゃんになんてなっていられなかった。
何も意識せずに喋っても話が通じない相手に、更に非論理的で感覚的な事なんて言えない。
と、そこまで考えてはいなかっただろうけど、僕は左脳ばかり育って行った。
そんな僕が「不思議ちゃん?」と言われたことは屈辱だった。
この屈辱は「僕をお前の好みと勝手に解釈して消費すんな」という気持ちが大きかったが、そのままトラウマのようになってしまった。
僕は昨日激烈に素敵な本を読んで「死」への憧れみたいなタイトルの記事を書いたけど、書き終わった後に改めて自分と向き合った。
毎日毎日飽きもせず自分と向き合う事に定評がある僕だが、記事を書いた後「左脳を排して」自分の意識と向き合ってみた。
僕はずっと「賢く」「分かりやすい」良い子で居る為に左脳ばかり使ってきてしまったが、その枷はガションガションと全て外してみた。
そうしたらぶわっと自分の世界が、意識が広がった。
すぐに広がったわけではない。
でも突然僕の頭の中に好きだった音楽が流れ出したり、忘れてしまっていた小さい頃の思い出を思い出したりしだした。
多分、ずっと忘れられていた、ずっと放置されていた僕の心の世界が喜び出したんだと思う。
僕は元々感受性も豊かだったのに、伝わらないことを、理解されないことを恐れていつからか押さえ込んでしまっていた。
それがやっと、何年越しかもわからない昨日に開放されたのだ。
そして、考えることや感じることにも変化が表れた。
今まで見えなくなっていた僕の世界は夜のように濃紺だったけど、そこに雫が落ちて水輪が広がるように、言葉が思い浮かぶようになった。
そしてそれは今朝も続いて、最近僕がよく描いていたお団子の子が初めて喋ってくれた。
名前すらわからなかった、何処から来たのかもわからなかったお団子の子は「いまちゃん」と名乗った。
僕は直感的に「あ、嘘だな」と思った。
これはこの子の本当の名前じゃないと思う。
だって僕はあまりにも自分の心の世界を放って置きすぎてしまったから。
そりゃ信頼なんかされてるわけないのだ。
でも、口を聞いてくれた。
目は全然合わせてくれないけど、僕の頭の中を、濃紺で星が小さくチカチカしている荒れ放題で次の表面みたいな地面を歩いてくれた。
そしてついさっき先住の「舞ちゃん」と手を繋いでいた。
僕は本当にそれが嬉しくて。
食器洗いの最中だったけど涙ぐみそうになった。
多分「いまちゃん」は「舞ちゃん」を逆さに読んだものだなって。
今はそれだけしか分からない。
でも僕の世界は開けたのだ。
僕は早速呟こうと思った。
でも怖くなった。
また「不思議ちゃん」って思われたらどうしようって。
僕は今まで分かりやすいツイートしかしようとして来なかった。
怖くて。誤解が、不理解が、僕は本当に怖い。
誤解され続けて生きてきた。
強くもないのに強いとか、心を殺していただけなのに泣かないね、とか。
もうそんなのはうんざりだ。
他人から押し付けられるレッテルなんて僕はもう1枚だって欲しくない。
僕は僕だ。
僕でしかない。
外野は本当にうるせぇんだわ。
でも僕は腹を括って呟いた。
そして今後も呟くわ。
不思議ちゃんアピール?路線変更?そこまでして人気が欲しい?とかなんとか言う奴は帰れよ。
何度も言ってんだろ、お出口はあちらですって。
僕はもう何者にも侵害されたくないんだ!
やっと見つけたやっと思い出した僕の世界、誰にも否定されてたまるもんか。
否定してくる奴は殺してやる。
ふわふわしてきらきらした僕の世界は僕だけの宝物なんだから。
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