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  • 執筆者の写真太子

声で命を燃せるなら

え、めっちゃ演技したい

僕は今酔っ払ってる白ワインと梅酒のロックを飲んで全身が熱い、なんなら痒い

今日「映画大好きポンポさん」を見てきた

立てなかった

見終わって立てなかった

力が入らなかった

なんなら立ち上がり方がわからなかった

何処に力を入れれば立てるのか、忘れてしまうくらいに

映画券見せれば無料だったセブンアップも飲みきれず、結露が浮いたカップを震えながら持ち上げて、慣れないヒールでよたよたと映画館を出た

僕だけだった

啜り上げてるのも泣いてるのも座ったまま動けないのも僕だけだった

エンドロールが流れる中、声を殺すのに必死で

僕は何になりたいんだろう

何がしたい?

何になりたい?

僕は何がやりたいんだ?

最初から最後まで考えながら見た

僕は僕は、声優になりたい

物心着いて初めて具体的な夢が声優だったなあ

幼稚園の頃

僕は忍者ハットリくんになりたかった

児童館かどっかで香取慎吾さん主演の忍者ハットリくんを見て

なんか憧れた

忍者ってかっこいいよね

僕もなれるんならなりたい

その次はマイナンになりたくなった

ポケモンのマイナンね

可愛いよねマイナン

水色だし

水色は好きなんだ

昔から

ピンクなんか興味なくて水色を追い求めていました

その次はね、エメラルドを売る人になりたかった

エメラルド、今も宝石の中では1番くらいに好き

エメラルドをひたすら眺めていたくて、エメラルド売る人になったらエメラルド見てられるんじゃね?みたいな

それで

その次はね、なんだったかな

取り敢えず覚えてるのは二分の一成人式で「地球温暖化を止める人になりたい」って言ったこと

あーその前にあれだ、あれっすわホグワーツ行きたかった

今も行きたい

初めて具体的になりたいなと思ったのが声優だった

中学生の頃、初めて見た深夜アニメはアスタロッテのおもちゃだってろうか

釘宮さんの声は優勝だ

ビデオテープにとって、初めての深夜アニメだ!ってワクワクしながら見た

窓を締切って親が居ない時に正座で見た

あの時からずっと

僕の憧れは

画面の向こうにあったのだろう

英語の宿題で将来の夢ってあって声優って書いた

絵も書いた

その時に描いた絵はこの中に1人妹がいる!の神凪雅ちゃん

懐かしいなあ

本当なんであんな声かわいいんすかね

僕はねぇカラオケでねぇ米津玄師さんの歌しか原曲キーで歌えないんだよ

女性ボーカル高すぎ、意味がわからない

でもジョジョ1期のopも原曲キーで歌えた

まあ、わかるだろ

僕は声が低い

有り得ん低い

ソプラノで1人だけバス出してた

先生に出してんの誰?って言われて内心ドヤ顔しきりだったよね

僕が、音楽選択で1番低い音まで出せたんだ

男の子よりもね

ソプラノ?出なかったよ、何してたんだろうね、口パクしてました

第9のソプラノとか出ないから

ギターも弾いたなあ、指痛すぎて即サボったけど

僕さ、僕さ、小学生の時ハガレンにハマったのね

5年生の時

たまごっちが初めて色つき出してきた年

たまごっちかハガレン漫画かどちらを買うべきか迷いに迷ってさ

ハガレンのアニメがたまたまやっててさ

見た

そしたら吹き飛んだ

たまごっち吹き飛んだ

天秤がぐわんって動いてたまごっちどうでも良くなった

それからハガレンは僕の聖書になった

あまりに清すぎて読めないくらいに

後にも先にも僕の中でハガレンを超える漫画は出てこないかな

殿堂入り、伝説入り、伝奇入り

北海道にホームステイ行った時、もちろん僕は浮きに浮いて独りぼっちだったんだけど、荒川先生の実家の農場に連れてって貰えたのはいい思い出

というかそれだけの為に嫌で嫌で仕方なかったホームステイに行った

ホームステイ先のお母様に荒川先生の農場に電話してもらって勿論断られた

これ、駄目だよね

今ならわかる

今なら、分かるんだ

ごめんなさい


でさ

僕はさそのまんまなんか中学生なってさ、大好きな先輩がいてさ、吹奏楽入ってクラリネットでさ、僕も追っかけたんよ

でね、僕はトロンボーンで

辞めた

まあどうでもいいんだけどさ

暫くして行きたくてたまらん高校見つけて目指した

受かった

最高だよね

でも高校はうんこでした

挫折だった、生まれて初めての

人生かけたんよ?僕は

15年の人生を

毎日毎日思ってた

「神様、この高校に受かることが僕の一生のお願いです」

「だからそれまでお願いしません」

受かった

最高だよね

でも高校はうんこでした

え、なに

夢って

夢って叶わないの?

僕の高校生活、


苦しさを知った

夢が叶わぬ苦しさ

それでも諦められない苦しさ

諦めるしかないと自分に言い聞かせる苦しさ

死のう、死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう死のう、

何回思っただろう

最早日課

朝起きて、目が覚めて、死にたい

ご飯食べて、ソファに座って、死にたい

ゲームして、お茶を入れに立ち上がって、死にたい

眼精疲労で、横になって、死にたい

目を開けても死にたい

目を閉じても死にたい

何のために生きている?

僕は

なんの為に、なんで、なんで僕は生きてるんだろう

生まれた意味?そんなものは無い

生きる意味?諦めるしかない

なのに何故僕はまだ9階から飛び降りていないのだろう

あ、は、はは、僕は勇気が無いんだ

死ぬ勇気、無し

生きる勇気、無し




今日映画見て、さ


僕はもう



生きる、よ

生きる、生きる、生きるんなら僕はやめない諦めない目指す、目指し続ける、僕は、僕には、さ、ねぇ、さ、さ、


やりたいことがあるんだよ!


僕の声

低い

なんで?

なんでこんな低いの

可愛くない

キーは合わない

うんこかよ

録音とか特に

でもさぁ

でもさぁでもさでもさでもさぁ

なんかないの?

なんかないの?僕には

普通になれなかった僕には

溶け込めなかった僕には

笑われてからかわれて悔しくて悲しくて

人間なんて大嫌い

同級生とか怖すぎる

人間なんて滅んでしまえ!


でも僕は多分滅ぼせない

クソが

じゃあやるしかねぇかな

目指すしかねぇかなあ

もう僕を止めないで

充分止まっただろ?

どれだけ苦しかったか

どれだけ辛かったか

どれだけしんどかったか

どれだけ恵まれてたか

それでも僕は幸せと思えず

良き友人、良きパートナー、良き親(今は)

何が不満なの

何がしたい?

何がしたいんだ僕は…


声を

出したい


魂を乗せたい


燃え尽きてもいいと

死んでもいいと

思えるくらい

魂を燃やし尽くしたい


それが僕の願いで


そう思えない日もある

雨が降った日?心に

バケツをひっくり返したような雨?

息すら上手く吸えない

呼吸ってあれ、どうやるんだっけ

止めて、止めて、息を止めて

限界が来て、やっと吐ける、そしてまた

止めて、止めて

吸う

苦しい

動悸が

苦しい

毎日

苦しい

じゃあ

死にたい


でも

生きてる


は???


目指すよ、もう

さようなら

さようなら僕


さよならなんだよ


僕はこれから、

これからやっと


人生を始める

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うーんダメだ、ブログ依存性になっているのかもしれない いやここで依存性とか何とか言うのがあかんのだ 僕はそれだけ頭ん中が大忙しなんだ 僕の頭は閃きがとにかく止まらない それも別に大層な事じゃなくて絶え間なく何かを思いついたり何かに気づいてしまったりはたまた突然「降って」来たりする それを1個1個書き留めていたら正直キリがない 下らないことから僕のこれからの人生のヒントになりそうな事までとにかくぽこ

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