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  • 執筆者の写真太子

今日の僕はカッコ悪い

こんばんは、先週の初めにに引き続き今日もソワソワするのであまり余裕は無いよ。


なんでこんなにソワソワするのか。

はっきり言って動悸がする。


多分僕は今不安なんだ。

そしてまだ上手く言語化できない。

だから尚のこと落ち着かないんだと思う。


先週は初めこそソワソワソワソワして最悪の気分のまま1日が終わっていったが、真ん中から週末は久々に充実していた気がする。


2人の友人と話し、ボイトレに行き、日曜日はのんびり阪神戦を見ていた。

さらに僕が今まで踏みつけにしていた心の世界も戻ってきた。

なのに、何故こんなにソワソワするのか。

僕は月曜日が嫌いなのだろうか。

まあ正直言って嫌いだよね。

好きな人なんていんのかしら。

居たら月曜日を愛するコツを教えてもらいたいものだ。


僕は無職だ。

無職だけど月曜日は嫌いだ。

なんでだろう、何かしないといけない気持ちになってしまうのかもしれない。

僕には今別に義務なんてないのに、動いて誰かの役に立たなければと思ってしまう。

大体その「誰か」は同居人のことを指している。

僕は同居人のお金で飯を食い、お洋服を買っている。

言ってしまえばヒモだ。

じゃあ僕はヒモライフを満喫しているかと言うとそうではない。

この時点であらゆる人間から怒られ嫌われ妬まれ憎まれいずれ刺される気がして怖いが、これは調子悪いが故の被害妄想だと思っておこう。

動悸も絶好調だ。

僕ははっきり言って申し訳なくて仕方がない。

同居人に対して、親に対して。


僕はずっと自分は高校行って大学行って結婚して子ども産んで主婦になるんだろうな、と思っていた。

ずっとと言ってもそれは中学までだけど。

高校で僕は何となくぼんやり頭に思い描いていた人生ルートから物の見事に外れてみせた。

不良になったのだ。

別に酒もタバコもやってないけど登校拒否は不良に入るんじゃないかと勝手に思っている。

でも別に今思えば大人が勝手に決めてくる良も不良もどうでもいいなと思っている。

どうせ聞き分けの良い、都合の良い子が「良い子」なんだから。


僕は大人が嫌いだ。

大人になりたいと思ったことも物心ついてから一度もない。

ずっとずっと大人になりたくなかった。

僕にとっての大人のイメージは、やはり両親が核になっている。

そして、特に母だ。

今でこそ大分良くなってくれたし協力的で非常にありがたいが、昔は酷かった。

それを見て僕は「大人」という存在にがっかりしたし、絶対こうはなりたくないと思った。

今だってなりたくない。

ここ数年毎年誕生日には大号泣している。

歳なんてとりたくない、大人になんてなりたくない。

僕はずっとそんな気持ちだ。



今日は頭の回転が良くないらしい、頭が冴えない感じだ。

やはり先週の疲れが来ているのだろうか。

先週の真ん中、僕は異様に燃えていたから。

多分気分も良かった。

友人との語らいに感激していたのかもしれない。

自分の進んでいる方向に手応えを感じていたのかもしれない。

良き未来を思い描けていたのかもしれない。

しかし今、僕は斜めに傾ぎながらブログにこれを書いている。

元気がない。

今の僕には元気がない。

どのくらい元気がないかと言うと、自分でもちょっと激しいなーと思う事を「いや、これからは僕はふるい落とすんだ、ブロ解でもなんでもするなら早めにしてくれ」と気合を入れて呟いた直後に誰かにブロ解されて凹むくらいには。


我ながら最高にカッコ悪い。

カッコよくなりたい、吸血鬼になりたい、これからはうんちゃらとか言っておきながら、未だに僕は嫌われるのが怖い。

未だに僕は誰かが離れていくのが怖い。

顔も名前も声も性格も何もかも知らない、繋がりなんてほぼ無い相手だとしても、僕は数字に一喜一憂してしまう。


元気が無くなると僕はいつも同じ想像をしているらしいことに気づいた。


灰色の駅のホームで、僕が電車に飛び込む。

でも誰も僕を止めない。

黙って見ているだけ。

もしくは目線すらくれないかもしれない。

きっと僕が死ぬよりも面白いことが沢山スマホには詰まっているのだろう。

そして僕が電車に轢かれ、そこで初めて皆僕の死に対して反応を示す。

大体の人はTwitterに呟くだろう。

何十人かは写真や動画を撮るだろう。

そして何人が「また自殺で遅延すんのかよマジ迷惑過ぎ死ぬなら人を巻き込むなやクソが」と悪態を吐くのか、僕には想像がつかない。

全員心の中ではそう思っているのだろうか。

僕の死に何の意味も無いのか、いや意味は無い。

僕がもう生きるのを辞め、その方法として多くの人を巻き込むものを選んだだけのこと。

それだけだ。


僕はいつもこれを恐れている。

僕は人が怖い。

他人に無関心な奴らが。

僕だって無関心だ。

僕も冷たいのだ。

僕は自分が面白いと思った人にしか興味が持てない。

もう、自分が大事だと思う人以外のことなんてどうだっていいと思おうとするのに、僕は臆病なままなんだ。


先週末はカッコつけてみた。

かなーりキメキメの格好でキメキメの写真を撮って僕の想像した魅力的な人物に半分くらいなり切った文章で投稿した。


僕はお洋服が好きだ。

好きなお洋服を着ると強くなった気がする。

僕は周りに結界を張り、僕は強くなるんだ。

僕にとっての好きなお洋服は時にガーリーで、時にロリィタで、勝負服で戦闘服で装甲服なんだ。


でも僕は、そうじゃない時は弱い。

もう情けない半笑いが漏れてしまうくらい弱っちいのだ。

こんなこと、あんまり書きたくないよ。

カッコ良くいたいよ本当は。

だけどこの弱っちいTwitterの反応で一喜一憂してしまう矮小な存在が僕なんだ。

じゃあもう認めるしかない。

ここで自分は強い!大きい!偉大で最強で最高だ!と空っぽの心にメガホンで鼓舞の声を響かせるより、僕は認めてしまいたい。

その方が、カッコ悪い中でもカッコ良い気がして。

潔さが僕は好きだ。

腹を括って開き直って泥臭く這いつくばって生の道を探すのは、僕は好きだ。

誇りを守るためにあっさり死んでしまうより。


多分この間と違うことを言っているかもしれない。

「死」への憧れとかなんとか言っといてなんか違うこと言い出したぞ、と。

なんだろう、どちらも僕だ。

この一貫していない所もカッコ悪いなぁと僕は思う。

どちらもその時々の本音だし、多分きっちりしっかり言語が出来れば矛盾している訳ではないと思う。

でも、今の僕の頭にはモヤがかかって、多分あるはずの思考の道が潮が充ちて歩けないのだ。


ここでだから、許してくれ、と卑屈に笑いたくなってしまう。

それが今の僕だ。

悲しい、色んな状況の僕があれど、かなり情けなくカッコ悪くうじうじしているのが今の僕だ。

今の僕にできるのは目をそらさないことだけ。

こういう時もある。

他の人は知らんが、僕にはこういう時がある。

なんとなく投げやりでどうでもいい気がして、ソファに寝っ転がって半目のまま動きたくない。

それが今の僕なんだから。


でも、明日は違うかもしんない。

明日も同じだったとしても明後日は違うかもしれない。

多分、今のこのへっちょい僕でも前には進んでいるはずだし戦ってはいる。

そりゃもうあらゆるものと交戦中だ。

弱い自分と、不安定な自分と、それを作った人間共やクソみたいな社会と。


ええやん。

それでいこうぜ。

人に嫌われたくないからって尖りを無くしたくはないんだ僕は。

元来僕はウニみたいなやつなんだから。

何人に嫌われてもいいと思うのは本当に難しいが、自分を殺さないのならその道を行くしかない。

車は急には止まれない。

これは言いたくなっただけ、僕のお茶目だ。


今の僕は全然かっこよくなくて自分でも顔を顰めたくなるけど、くっそ〜と思いながらも向き合うしかない。

いつまでもこうでは、ないはずだから。



最後だけちょっとカッコつけたね。



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